

長いイ草を使ったほど高級品といわれるのは
一番質の良い部分を畳表に使えるからです。
ヒゲ(=はみ出し)が長いほど良い部分だけを
使うことが出来るというためです。
このため、原料のイ草の長さや1枚に使う量によって
畳表のお値段の違いが決まります。
畳表にはJAS(農林規格)があり、経糸により区別され
重量・色合いによってランク付けされています。
生産地によって、その特性を活かして使用されます。

- イ草の質(長さ・太さ・色調)
- 茎に変色や傷などがなく太さや色がそろっているほか、一般的には長いものほど上級品とされる。また、泥染めに使われる染土が色を決める重要な要素となる。
- 経糸(種類・芯の数)
- 経糸には伸度が少なく、硬くて腰があり、湿気に強く、虫がつかないことが条件。マニラ麻・太麻、ちょ麻、黄麻、綿糸、化学糸などがある。中でもマニラ麻は肉厚で腰があり、配(畳の目の山なりの部分)と配の境目をくっきりとつくれるため、高級品に用いられる。また、二本芯にしたものは超高級品。
- 織り方
- 織り方は一般的にひとつの配につき2本の経糸を通していく。糸と糸の間隔が均等なものが普通の目織り。糸と隣の配の糸との間隔が狭い、目の詰まった織り方が諸目織り。また、ひとつの配に1本の糸を通す目積織りや、糸と糸との間隔が広い大目織りなどがある。

